ハモンセラーノとは

生ハムって美味しいですよね。日本でも人気のある生ハムですが、「世界の三大生ハム」ってご存じですか? ①イタリア産の「プロシュット」②中国の「金華火腿(きんかかたい・金華ハム)」③スペインの生ハム「ハモンセラーノ」が世界の三大生ハムになります。 スペインはもともと、生ハムの生産量世界一で、その生産量のうち、約9割が「ハモンセラーノ」が占めていると言われています。 ハモンセラーノは、白豚を材料にした熟した生ハムです。名前の由来は、ハモンが「ハム」・セラーノが「山」を意味しています。 つまり「山のハム」という意味ですが、スペインの山岳地域で盛んに作られている事から、この名前が付けられています。
ハモンセラーノの特徴

ハモンセラーノの製法には独特な特徴があり、豚の後足の皮の一部をはぎ取って脂のまま塩漬けします。 その後、長期間に渡り、気温が低い乾燥した場所で吊して乾燥・熟成します。 皮の一部をはぎ取ってから塩漬けする事に寄って、独特な特徴ある味わいが生まれます。
味は、しっかりとした塩味を感じる事ができるのが特徴になります。 独特な製法を用いる事で、肉の水分が早く抜け、肉の味が凝縮されてコクのある味わいになります。 また、熟成の期間が長くなるほど、肉の風味が抑えられ、香り高い味わいを生み出すのが特徴です。 「生ハムメロン」のように、果物と一緒に前菜として食べる事も多く、人気のある生ハムです。
他の生ハムとは違う味わい

よく耳にする、世界三大ハムの一つでもある「プロシュット」と、「ハモンセラーノ」の違いはなんでしょうか? プロシュットは、燻製・乾燥の2種類の製造方法がありますが、 どちらも塩漬けする時は、一部の皮を剥がす事はしません。そのまま塩漬けします。それによって、 味や食感は、しっとりした食感に仕上がり、適度な塩味を味わう事ができます。 一方で、塩漬けする方法が全く異なるハモンセラーノは、 繊細で鮮やかなピンク色をしていて、口当たりは柔らかく肉の味わいやこコクをしっかりと感じ取れる事ができます。
口当たりが柔らかく、お肉のコクのある味わいを楽しむ事ができます。 食べ方は、そのままはもちろん、サラダや果物と合わしたり、ワインにも非常に相性がいい「世界の三大生ハムのハモンセラーノ」です。
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